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書籍情報


覚せい剤精神病と麻薬依存
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『覚せい剤精神病と麻薬依存』
佐藤光源・櫻井映子 編

定価(本体3,000円+税) B5判、194頁
ISBN978-4-925085-78-6 C3047
(2003年12月刊行)

《目 次》
第1部 覚せい剤精神病はなぜ起きるのか
  1.覚せい剤精神病の臨床と基礎
  2.覚せい剤精神病の脳機能画像所見
  3.覚せい剤の体内運命
  4.逆耐性現象:神経回路網の分子生物学的研究
  5.逆耐性現象と神経可塑性に関わる遺伝子群
  6.逆耐性現象とアミノ酸系神経伝達
  7.逆耐性現象とアミン神経伝達

第2部 麻薬依存はなぜ起きるのか
  1.動物も覚せい剤や麻薬の依存症になるか
  2.依存形成のメカニズム
  3.フェンシクリジン依存の薬理
  4.モルヒネ依存と薬理遺伝学
  5.モルヒネ依存と神経伝達
  6.モルヒネ依存とアミノ酸神経伝達
  7.モルヒネ依存と情報伝達


 薬できれいに痩せたいの?薬でミラクル感を感じたい?一回だけでもダメかしら?好奇心や誘惑に負けない知識が必要です。なぜ、「ダメ、絶対ダメ」なのかしら?覚せい剤や規制薬による深刻な健康被害や、薬の乱用が蟻地獄にたとえられるわけを知りましょう。本書は厚生科学研究医薬安全事業「規制薬物の依存メカニズムと慢性精神毒性に関する神経科学的研究」(1998-2000)に参加した研究者が、それぞれの分野の最新情報をわかりやすく解説したもので、日本から世界に発信されている新しい情報が紹介されています。