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現代と日本農村社会学
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『現代と日本農村社会学』
細谷昂 著

定価(本体5,000円+税) A5判、536頁
ISBN978-4-925085-07-6 C3036
(1998年2月第1刷発行) (1999年3月第2刷発行)

《目 次》
序  章 この本の主題
第一部 学 説
  第一章 日本農村社会学の成立
  第二章 家・村理論の定礎
  第三章 家・村理論の展開
  第四章 現代と家・村理論

第二部 実 証
  第五章 農民層分解と農民意識の動態
  第六章 水稲集団栽培と村の変容
  第七章 家の変容と女性の地位・役割
  終  章 一九九〇年代―「転換期」の問題
あとがき 


 日本農村社会学は、日本の社会と文化の根底にひそむものを探りながら、その変化の相のなかから、そのときどきの「現代」を映しだしてきた。 第一部では、鈴木榮太郎、有賀喜左右衛門ら昭和前期の巨匠から戦後期の福武直らにいたる学説史を追いながら、第二部では1960年代から現時点にいたる筆者自身の実証研究の成果を紹介しながら「現代」の課題を照射する。
 そして今、日本の永い歴史を生きぬいてきた「家」と「村」のとらえなおしの必要性を説く。