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『ウランの化学(Ⅰ)ー基礎と応用』
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『ウランの化学(Ⅰ)ー基礎と応用』
佐藤修彰、桐島陽、渡邉雅之 著
定価(本体3,000円+税) A5判 190頁
ISBN978-4-86163-345-4 C3058
(2020年6月刊行)
第1部 | 基礎編 |
第1章 | ウランの基礎 |
第2章 | 金属 |
第3章 | 水素化物 |
第4章 | 酸化物 |
第5章 | ハロゲン化物 |
第6章 | 13族および14族元素化合物 |
第7章 | 15族元素化合物 |
第8章 | カルコゲン化合物 |
第9章 | ウラニウムイオンと溶液反応 |
第10章 | 塩および錯体 |
第2部 | 応用編 |
第11章 | 評価方法 |
第12章 | 核燃料サイクル |
第13章 | 燃料デブリの生成と評価 |
第14章 | 原材料と製品 |
福島原発事故とともに、原子力利用の是非が問われている。本書では,燃料として使われるウランの化学について、金属および各種化合物の製造、物理的化学的性質といった基礎を丁寧に紹介する。さらに、応用として原子燃料サイクルにおけるフロントおよびバックエンド化学プロセスを、そして福島原発事故で発生した燃料デブリの性質、実用されている工業製品の性質について解説し、ウランの化学の基礎と原子力利用との関わりについて学ぶ。