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『ガス星雲と活動銀河核の天体物理学』

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『ガス星雲と活動銀河核の天体物理学』
D.E.オスターブロック著 、田村眞一訳
定価(本体4,800円+税) B5判、444頁
ISBN978-4-925085-48-9 C3044
(2001年12月刊行)
	《目 次》
	1.一般概論
	2.光電離平衡
	3.熱平衡
	4.放射スペクトルの計算
	5.理論と観測の比較
	6.ガス星雲気体力学
	7.星間塵
	8.銀河系との関連でのH II領域
	9.惑星状星雲
	10.新星と超新星残骸
	11.活動銀河核:その診断法と物理
	12.活動銀河核:結果
	
	 本書はD. E. Osterbrock教授の“Astrophysics of Gaseous Nebulae and Active Galactic Nuclei”の翻訳である。これまで(AGN)2と愛称されてきた原著版は、世界中の大学院生や研究者によって読まれ、利用されてきた。HII領域や惑星状星雲のようなガス星雲、新星殻、超新星残骸、QSO・quasar・セイファート銀河等を含む活動銀河核の研究をはじめたばかりの初学者や、一般に宇宙における電離ガスが示す物理素過程に関心を抱く研究者にとっては、英語に煩わされることなく恰好の指針・手引きとなるはずである。本書が日本のこの分野での発展に寄与することを願っている。
