書籍情報

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『続　若き研究者の皆さんへ－青葉の杜からのメッセージ』
花輪公雄　著

定価（本体900円＋税）　A５判　110頁
ISBN978-4-86163-275-4　C0340
(2016年12月刊行)

【東北大学出版会ブックレット002】

「研究とは自分で問題を作り、自分で解答を書くことである」。

海洋物理学の専門家によるエッセイ集の第２作。自身の研究分野にかんするトピックやこぼれ話、教育現場で感じる喜びと課題、さらには日常生活で出会う様々な事柄などをとおし、これからの時代の最前線を担う若き研究者たちへの問いかけや提言を軽快な筆致でつづる。

専門研究のおもしろさや幅広い読書の効用、日常生活の様々な気づきのほか、東日本大震災を境にした科学と歴史の転換など多方面にわたる鋭い観察眼からの言葉をつなぐ。

『研究は「後出しジャンケン」なのだが…』

『好きなもの、それは仮説を思いつくこと』

『収入の１〜２割は本代に使わなくちゃ』

『出自で人は決まるのか』

『ときにはエイヤーと』

『「思う」や「思われる」という表現』

このほか、ひろく深い話題が満載。（93のエッセイを収録）

2015年11月に刊行された『若き研究者の皆さんへ－青葉の杜からのメッセージ』（花輪公雄著、東北大学出版会）の待望の続編！