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『世界遺産を学ぶ 日本の文化遺産から』
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『世界遺産を学ぶ 日本の文化遺産から』
入間田宣夫・仲野義文・荒武賢一朗
定価(本体2,000円+税) 四六判 96頁
ISBN978-4-86163-263-1 C3325
東北アジア学術読本5
(2015年12月刊行)
《目 次》
まえがき | 荒武賢一朗 | |
1 | 平泉の世界文化遺産の価値づけをめぐって | 入間田宣夫 |
2 | 石見銀山遺跡とその文化的景観ー普遍と固有の二つの価値からー | 仲野義文 |
3 | 地域史研究からみた世界遺産 | 荒武賢一朗 |
「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」を1992年に締結して以来、我が国でも多くの世界文化遺産登録がなされた。引き続き登録を目指すものも多い中、世界遺産はなぜ重要で、登録されることにどんな意義があるのだろうか。「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」(2011年)、「石見銀山遺跡とその文化的景観」(2007年)、「日光の社寺」(1999年)の三つの国内文化遺産を例に、歴史文化と観光商業が共存する世界遺産の表裏を多角的に検証する。