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スイスと日本の近代化学 スイス連邦工科大学と日本人化学者の軌跡
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『スイスと日本の近代化学 スイス連邦工科大学と日本人化学者の軌跡』
堤憲太郎 著

定価(本体3,500円+税) A5判 296頁
ISBN978-4-86163-247-1 C3043
(2014年8月刊行)

《目 次》  
はじめに  
第1章 スイスという国
第2章 連邦工科大学(ETH)の設立と有機化学の教授たち
第3章 日本人留学生と日本の近代化学
第4章 アルフレッド・ウエルナ-と柴田雄次
第5章 留学生たちの帰国に向けて
第6章 日本の近代化学
第7章 その後のスイス連邦工科大学(ETH)と有機化学
第8章 九つのトピックス
おわりに  

日本の化学の礎は、スイスにある。真島利行、朝比奈泰彦、柴田雄次、片山正夫、鈴木梅太郎…。明治末期、日本から留学生として渡欧した彼らは、当時ヨーロッパで活躍した化学者たちとどんな交流を持ち、どんなことを学び、それをどのようにして日本の化学発展に活かしたのか。化学の専門的知見と若き研究者たちの人物像を巧みに織り交ぜ、日本の近代化学の歩みをひもとく。日本・スイス国交樹立150周年(2014年)を機に知る、両国間の豊かな学術交流の歴史。