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『ロケットターボポンプの研究・開発―35年間の思い出』
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『ロケットターボポンプの研究・開発―35年間の思い出』
上條謙二郎 著
定価(本体2,500円+税) A5判 156頁
ISBN978-4-86163-208-2 C3053
(2013年2月第1刷発行) (2014年6月第2刷発行)
第1章 | ロケットターボポンプとは |
第2章 | ロケットポンプの研究をはじめた頃 |
第3章 |
わが国初のポンプ式エンジンの開発 |
第4章 | 高圧ポンプの先行研究 |
第5章 | LE-7 液体酸素ターボポンプの開発 |
第6章 |
旋回キャビテーションの研究 |
第7章 | NASAとの関係 |
第8章 | 2人の外国人研究者との出会い |
第9章 | 大学に移って |
ロケットターボポンプは、機械工学分野の中でも特に際立つハイテク技術から成り立っている。現在もH-2Aロケットのエンジンとして改良使用されているロケットターボポンプ技術は、どのように始まり、どのように磨かれてきたのか。
わが国初の大型科学プロジェクトとなったH-1ロケット計画や、失敗の連続で困難を極めたH-2ロケット計画等、国産ロケットプロジェクトにエンジン(LE-5、LE-7エンジン)の研究開発で携わった著者が、現場で経験した数々の問題発生とその克服、ブレイクスルーの過程を詳細に描く。