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『人体はすべて機械化できる?―人工臓器医工学講座入門―』
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『人体はすべて機械化できる?―人工臓器医工学講座入門―』
山家智之 著
定価(本体2,000円+税) A5判
ISBN978-4-86163-156-6 C3047
186頁
(2011年5月刊行)
《目 次》
第1章 諸行無常
第2章 心臓がなくても生きている。心臓が止まっても生きている。
第3章 息を引き取っても大丈夫―人工の肺
第4章 おしっこの切れ目が、命の切れ目〜人工腎臓
第5章 メタボリックな人工臓器
第6章 食べる楽しみ、人工臓器
第7章 朝に四つ足
第8章 機能拡張装置としての人工臓器
第9章 感じる人工臓器
第10章 脳の人工臓器ー倫理的限界も踏まえて
第11章 人工の意識って…、謎の中国人のお部屋
あなたは目が悪くなればメガネをかけ、耳が悪くなると補聴器をつけます。これらはすべて人工臓器です。心臓が悪くなれば人工心臓が適応になり、手や足が悪くなれ
ば、現在はアクチュエータ付きの義手や義足があります。更には、これまでは不可能と思われていた脳神経系に関する人工臓器も開発されています。人体はすべて人工臓器で治療することが出来るのかもしれません。日本人工臓器学会は、世界でも最大規模の人工臓器を専門とする学術団体で、頭の先から足の先まで全ての内臓について人工臓器の可能性について研究されています。人工臓器はどこまで可能か?
これからは、倫理的にも、市民の皆様と共に、考えていかなくてはなりません。