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『アダム・スミスの資本主義の精神から―一理論経済学徒の思い―』
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『アダム・スミスの資本主義の精神から―一理論経済学徒の思い―』
芳賀半次郎 著
定価(本体2,800円+税) 四六判
ISBN978-4-86163-152-8 C3033
224頁
(2010年11月第1刷発行) (2012年6月第2刷発行)
《目 次》
第1章 いまの「市場競争主義」はほんとうのものだろうか
―アダム・スミスを読み違えていないだろうか―
第2章 チャップリンの平和思想と日本国憲法
第3章 平和への願いと命の尊厳
第4章 大学における身体障がい者問題
アダム・スミスが用いた「self-interest=利己心」という言葉の真意は、エゴイストを思わせるものではなく、「自己愛」と訳されるべきものである・・・。スミスの思想から現代の市場社会を見た「第一章 いまの「市場競争主義」はほんとうのものだろうか」をはじめ、映画「独裁者」の一場面を題材に平和を考える「第二章 チャップリンの平和思想と日本国憲法」、戦争と国家像を思索する「第三章 平和への願いと命の尊厳」、桑島治三郎氏へのオマージュを込めた「第四章 大学における障がい者問題」の全4編を収録。著者ならではの視点・論点から世情と人心を評するエッセイ集。