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『韓国は如何に日米両国と関わってきたのか―政治経済・科学技術・理工系教育面のアプローチ―』
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『韓国は如何に日米両国と関わってきたのか―政治経済・科学技術・理工系教育面のアプローチ―』
趙 承勲 著
定価(本体3,000円+税) A5判 、220頁
ISBN978-4-86163-102-3 C3036
(2008年6月刊行)
《目 次》
第1章 はじめに
第2章 日米韓三国関係の歩みとその特質
第3章 韓国における経済成長と日米両国
第4章 韓国の科学技術体制の成立過程とアメリカ
第5章 韓国における理工系教育と日米両国ー日米留学を中心にー
第6章 おわりにー環日本海時代をめざしてー
朝鮮戦争後の悲惨な諸状況下から再出発した韓国が、今日では先進国と肩を並べるまでに成長してきた。何が韓国の近代発展を成し遂げさせたのだろうか。本書は、韓国の近代発展過程を日米韓三国の共生関係という視点からその要因を探っている。日米韓三国の政治経済的な側面を前提に、科学技術・理工系教育(留学)を切り口として、韓国の近代発展過程を分かりやすく解説している。韓国は如何に日米両国と関わってきたのか。本書はその功罪を明らかにし、脱冷戦期、東アジア諸国が共利・共栄していく新たな時代を考える際に参考になる書である。
第4回東北大学出版会 若手研究者出版助成(2007年)刊行図書