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書籍情報


Aerodynamic Design of Supersonic Biplane:Cutting Edge and Related Topics
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『Aerodynamic Design of Supersonic Biplane:Cutting Edge and Related Topics』
楠瀬一洋、ほか8名 著 圓山重直・大林茂 編

定価(本体5,000円+税) B5判、260頁 全英文
ISBN978-4-86163-061-3 C3353
(2007年6月刊行)

21世紀COE「流動ダイナミクス国際研究教育拠点」レクチャーシリーズ 第5巻

《目 次》
1. Introduction
2. History
3. A Biplane Concept for Wave Elimination
4. An Ideal Biplane Configuration, Licher Biplane
5. Supersonic-biplane Design Using Inverse Design Approach
6. Validation of Biplane Concept Using CFD Codes
7. Inversely Designed Biplanes
8. Extension of 2D Supersonic Biplane to 3D
9. Boom-less Body Studies
10. Experiment
11. Formation Flight

本書は、東北大学21世紀COEプログラム「流動ダイナミクス国際研究教育拠点」の教育研究活動を通じて提案された超音速複葉翼理論について、これまでの成果をまとめたものである。この理論では、古典的なブーゼマン翼の概念を応用して2枚の翼を用いて衝撃波を干渉させることで、造波抵抗を低減しつつソニックブームを根本的に削減することができる。次世代超音速機開発における最大の壁では航空機が音速を超えて飛行する際に発生するソニックブーム問題とされており、大型機にも応用可能な革新的空力形状を提案する本理論はソニックブーム問題解決の大きな糸口となることが期待される。