書籍情報
『共生社会へ 大学における障害学生支援を考える』
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『共生社会へ 大学における障害学生支援を考える』
吉武清實、岡田有司、榊原佐和子 編
定価(本体2,200円+税) 高等教育ライブラリ16
A5判 236頁
ISBN978-4-86163-342-3 C3037
(2020年3月刊行)
2016年の「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」の施行後、障害のある学生に対しての現場対応は、どのように変化したのか。大学に求められる「合理的配慮」とは、どのようなものとなったのか。授業、学生生活、支援相談、教職員の意識と理解など、大学における様々な場面について、教員・研究者がそれぞれの領域から問題点を論じる全8章の論考集。これからの共生社会づくりへとつながる現状の課題と解決の手がかりを、現場発信の理念と具体的な事例から詳細に提示する、障害学生支援に携わる関係者必携の書。
《目 次》
第1章 共生社会の障害学生支援
第2章 大学における学生相談と障害学生支援―‘専門的学生支援’整備・充実化の視点から
第3章 支援体制の構築とコーディネーターの存在
第4章 聴覚・視覚障害のある学生の支援
第5章 発達障害・精神障害のある学生の支援
第6章 大学における障害学生支援の実際と課題ー東北大学の例
第7章 障害学生に対する授業支援ー共生社会の担い手を育てる
第8章 アクティブラーニング型授業の苦手な学生へのサポート
ー成長を促す合理的配慮のあり方について考える