書籍情報
『個別大学の入試改革』
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『個別大学の入試改革』
東北大学高度教養教育・学生支援機構 編
定価（本体3,200円＋税） A5判 306頁
ISBN978-4-86163-306-5 C3037
高等教育ライブラリ14
(2018年3月刊行)
個別大学の入試はどう変わるのか？
大学教員、高校教員、海外事例から検討する。
《目 次》
第1部 新共通テストと国立大学の入試改革
第1章 大学入試共通テストへの移行にかかわる諸課題
第2章 記述式問題のゆくえー「国語」の場合
第3章 個別大学の入試設計から見た高大接続改革の展望
第4章 個別大学における高大接続改革モデル〜地方国立大学の挑戦〜
第2部 高校現場からみた入試改革
第1章 『共通テスト』と「東北大学個別試験問題（前期）」に関する高校側の一考察
第2章 ［新たな学力」を考察するー国語問題を中心としてー
第3章 大学入試で問われるべき英語力とは何か〜資格・検定試験導入の持つ意味〜
第3部 海外における多面的・総合的評価の取組み
第1章 コンピテンス基盤型教育とフィンランドの大学入学資格試験
ー試験問題「生物」は何を測っているのか
第2章 中国の大学入試個別選抜改革ー調査書活用や推薦・AO入試の試みー
第3章 州立大学学士課程入学者決定プロセス
ーアメリカ合衆国最高裁判所判例に現れたプロセスの検討ー
第4章 米国の大学入学者選抜とHolistic Review
ー日本の多面的・総合的な評価への示唆ー
高大接続改革が進む中、個別大学には「大学入学共通テストの活用」と「多面的・総合的評価への転換」が突きつけられている。それらの問題点と解決の糸口を多様な視点から探る。