書籍情報
『責任ある研究のための発表倫理を考える』
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『責任ある研究のための発表倫理を考える』
東北大学高度教養教育・学生支援機構 編
定価(本体2,000円+税) 高等教育ライブラリ⑪
A5判 170頁
ISBN978-4-86163-278-5 C3037
(2017年3月刊行)
盗用、不適切なオーサーシップ、二重投稿…。責任ある研究を遂行するためには、研究成果の発表も誠実に行う必要がある。本書は、研究倫理のなかでも「発表倫理」に着目したものである。第Ⅰ部では、当分野の第一人者である山崎茂明氏、生命科学分野の大隅典子氏、人文社会科学分野の羽田貴史氏が、発表倫理にまつわる制度化の課題やオーサーシップ、査読システム等の問題を議論する。第Ⅱ部では教育面に焦点を絞り、石井怜子氏、鎌田美千子氏、吉村富美子氏が、言語教育の専門家としての立場から盗用防止策を提案。