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『今を生きる—東日本大震災から明日へ!復興と再生への提言— 3 法と経済』
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『今を生きる—東日本大震災から明日へ!復興と再生への提言— 3 法と経済』
稲葉馨・高田敏文 編
定価(本体2,000円+税) A5判
ISBN978-4-86163-203-7 C1300
362頁
(2013年2月刊行)
《目 次》 | |||
まえがき | 何ができるのか、エールと決意 | 高田敏文 | |
第Ⅰ部 | 法と政治編 | ||
第1章 | 復興と憲法 | 中林暁生 | |
第2章 | 「復興」論について考える | 稲葉 馨 | |
第3章 | 公共政策大学院における災害法制の研究と復旧・復興への提言 | 島田明夫 | |
第4章 | 福島原発事故と原子力損害の填補 | 中原太郎 | |
第5章 |
震災後の政治学的・政治理論的課題
―「不確実・不均衡なリスク」のなかの意思決定・連帯・共存の技法
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犬塚 元 | |
第Ⅱ部 | 経済と経営論 | ||
第6章 |
会計プロフェッションの立場から 震災復興に向けた会計シンポジウム ―『会計専門家からのメッセージ~大震災からの復興と発展に向けて』発刊を記念して― |
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第7章 |
産業への支援 観光産業支援シンポジウム ―東北の観光を元気にするビジネスプラン~地域の経営者はこのように考える― |
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第8章 |
一人の人間としてなすべきこと TNBトークイン 「被災地と共に生きること―トークインと鎮魂の調べ―」 |
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あとがき | 「復興」へ | 稲葉 馨 |
第Ⅰ部「法と政治編」では、災害復興のための法学・政治学の課題について、東北大学大学院法学研究科と公共政策大学院の研究者が現状分析と提言を行う。今回の大震災で私たちは政府や自治体の活動に大いに助けられた。特に災害復旧、人命救助に当たられた自衛隊、警察、政府・自治体の職員の方々には、本当に心からの感謝を申し上げたい。その一方で、政府・自治体の機能が一部不全であったことも事実である。第Ⅰ部では、そのような視点からの現状分析と提言を内容としている。
第Ⅱ部「経済と経営編」は、人々の暮らし、生活の復興に軸足を置き、専門家や地域の企業、産業界が復興支援についてのアイデアを出し合ったシンポジウム、トークインを基としている。東北大学大学院経済学研究科と会計大学院は、これまでも地域の産業界との間で多様な連携事業を実施してきたまた、会計大学院協会は、新日本有限責任監査法人の支援を受け、震災復興シンポジウムを仙台で開催し、東北大学会計大学院がその運営を担当した。
被災地の人々は、いま力強く前進している。本書は、そういう人々へのエールであり、被災地の人々とともに、この災害を乗り越えていくことの決意のあらわれである。多くの方々にご高覧いただければ幸いである。