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東北大学における理化学ガラス機器の開発
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『東北大学における理化学ガラス機器の開発』
(財)日本化学研究会「東北大学における理化学ガラス機器の開発」編集委員会 編

定価(本体3,000円+税) B5判、246頁
ISBN978-4-86163-012-5 C3040
(2005年8月刊行)

《目 次》

〈第1部〉東北大学における理化学ガラス工作技術開発の90余年
第1章 ガラス工場の設立から昭和の初期まで
第2章 硝子技術員養成所における技術者の養成と日本ガラス技術研究会の発足
第3章 各部局におけるガラス工場の変遷と活動
第4章 ガラス工作技術の進歩と製作例の数々
第5章 研究と成果
第6章 硝子工作技術者の各種受賞
第7章 学生へのガラス工作の指導と市民への公開

〈第2部〉東北大学におけるガラス工作技術開発の歴史を語る資料集
1 大学創設の初期の頃
2 石英ガラスの加工および透明石英材料開発関連
3 硝子技術員養成所および日本ガラス技術研究会関係
4 工場年譜・理化学ガラス工作・その他関連資料
5 補遺

理化学実験のためのガラス器具を製作するガラス工場は,東北大学の創立の時に眞島利行教授のもとで発足した。以来90余年,東北大学におけるガラス工作技術者は,科学技術の革命的な進歩とともに,基礎研究の基盤づくりに計り知れない研鑽と機器開発に努め,国内の機器開拓をリードしてきた。科学の進歩にあわせて開発されてきたガラス装置の数々,多くの技術者の功績をまとめた本書から,研究の最も地道な面,そして研究の鍵となった掛け替えのない技術者の貢献を読みとることができる。